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1.  印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中で起きた変化など

 

これまで「それぞれの違いを受け入れられる、誰もが安心できる場にしたい。」という思いがありましたが、「誰もが」という言葉にとらわれ、コミュニティの和を乱す気難しい人でさえも受け入れられなければいけない、その人をお断りするのは、自分の思いに反しているんじゃないかと思ってきました。でも、それよりもまず今思うことは、今共にいる人達で生まれる楽しい場を壊してほしくない、という思いの方が強いこと、そして今その人をお断りするのは、その人を絶対的に排除するのではなく、「今の自分たちでは、あなたを受け入れる状態ではない」といったん置いておくだけ。いずれは受け入れられるようになったら受け入れればいい、という考え方もあるんだなと気付かせて頂いて、ずいぶん楽になりました。
コミュニティづくりにもステップがあるので、焦らず一歩づつみんなで進んでいきたいと思っています。(30代男性、井上考史)

今まで暮らしを共にしてきた仲間への親しみが増し、自分の気づきを他者と分かち合うことへの恐れや不安がかなり減った。
相手の言葉や表情を自分の憶測で判断し、遠慮や気兼ねをして、お互いに話し合えなくなってしまったことに気付いて、相手の方に興味関心を寄せて話を聞いたり、問いかけてみたりすることができ始めた。(40代男性、R.M.)

自分の課題であるパターンに気づけたこと。起きる出来事に対して、自分がどう意味付けをするか?で受け取りが全く正反対になってしまう。
閉じてしまうから出来事を冷静に見ることが出来ず、悪者をつくっていたのかも?!しれない。
いい悪いというジャッジメントを可能な限り外す、手放すことが出来れば、もっと広い世界へ飛翔出来るのかもしれない。

(50代男性、M.W.)

持続可能なコミュニティを作るには、仕組み、やり方、ルールよりも、気持ちに意識を向ける必要があると思えるようになったこと。(40代男性、H.I)

(幼い頃の思い)人と繋がって性別、年齢、国籍、職業、場所を越えて生きてゆきたいと思っていたことを思い出しました。
今ここにいる意味実感を得られた。(50代女性)

「コミュニティ」というと堅苦しく考えてしまっていたが、自分が繋がりたいと思う人達と、素直にお互いが言いたい事を言い合える。楽しく、より成長していける、安心できる、居心地のよい場所というシンプルなことだと思いました。
身近な人達、繋がっていきたいと思う人達には、お互いの関係の中で自分がモヤッとしたこと、嫌だと思ったことは我慢しないで伝えていこうとしていること(自分の内面を見ていって、自分の気持ちを伝えた方がよいと思った時は)は、以前と比べると変化していると思います。
もらい風呂や、お食事、家庭訪問などでコミュニティの人達と接してみて、本当に何でも言い合えている安心で繋がりの場があるということ、今日集まったカレッジの仲間とも安心して話し合える場にいれて幸せだと感じました。(40代女性)
 

第8期3回目の感想(2017/3/18-20)

2.疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいこと

 

自分自身が「どう思っているのか」「どう物事をとらえているのか」を全く分かっていなかったことに気づかせていただきました。『自分の気持ち』と思っていたことが、実は『それが良いこと』という思い込みがあったこと、本当はもっと大切にしたい気持ちが別にあるということや『相手への押し付け』になっていたこと、など多くの気づきをいただきました。
いつもゼロから考え直し、まず「やってもいいし、やらなくてもいい」という所から、自分の中にある気持ちをしっかり掴む練習をしていきたいと思います。(30代男性、井上考史)

他者の気づきが自分自身の気づきにもつながること。その気づきから解放や緩みが生まれて、その人自身が輝き出す瞬間に何度も立ち会わせてもらいました。この間の大切な経験、体感を日常に持ち帰り、日々の仲間との関係性の中でも実現させていきたいと思います。(40代男性、R.M.)

嫌に感じる出来事があった時、何故?!嫌いに思ったのか?!自分の気持ちを見てみる。
その上で、伝えたい相手には、責めないで「嫌だから」という気持ちを伝えていく。また、相手が何故?!そういう発言、行動をとったのか?!相手の気持ちを聴いて相手を知り、繋がりたい相手であれば関係を深める方向に進んでみる。(50代男性、M.W.)

 

・本当はどうしたいか、どう思うかを大切にする。
・自分が持っている正しさ、思い込みに気付く
・迷った時にゼロベースに戻ってみる(40代男性、H.I)

 

安心して自由の中で人と社会と繋がっていくこと。
・瞬間瞬間の自分の感情に気付いて、それを大切にしていく
・それを言葉に出して人に伝えてみる
今いる場所、福岡市そして糸島市でも人と繋がって、豊かに循環していけるコミュニティを作る。(50代女性)

ゼロにかえるということ
一度決めたからそれを守らないといけない、ではなく、おかしいと感じたり、違和感を感じたりした時はゼロに戻したらよいということ。
アズワンのコミュニティの人達と接したことで、自分の感情を大切にして、観ていくことが大切だと感じた。近いうちに、セミナーにも行ってみたいし、日頃から意識して観ていきたい。(40代女性)
 

●その他、なんでも・・・

 

1月のアズワンセミナー参加からの続きでカレッジが始まり、1月2月3月を修了しましたが、この間の自分自身の変わりようには本当に驚いています。セミナーでは自分の「枠が外れた」感じがありましたが、カレッジにおいて更にその感じが強くなりました。
 私は自分の父親との人間関係から、とても生き難い人生を歩いて来ました。
でも今までの長い時間をかけて、自助グループ通いなどを通して大分楽になって来ているなと感じていたので、まだこんなにも自分の内に隠されていたものが有ったんだと云う事にビックリしています。
1月のカレッジでは、セミナーに引き続いての「枠の外れ」を実感し、
2月のカレッジ第2回目では、前日までを振り返って書いたレポートを読み上げていた時、突然自分の内側が揺れ動き、涙が噴き出しました。本当に突然のことでした。それはこんな文章でした。


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『「何でも話し合える私の状態は?」
昨日の話し合いの中から、見えて来て気付いたことは、私の心の中には、まだまだ私の子供の頃に傷付いた「小さな子供の私」がいるのだと云うものでした。
父親との人間関係親子関係で傷つき、苦しんだ私が居るんだなあ。大分解消したように見えていたけれど、まだ残っていたんだ。考えてみたら私は自分で「子供の頃の自分」を抱き締めてはいませんでした。
「自分で自分を抱き締める?そんなことは気恥ずかしくてとても出来ない」こんな気持ちがまだ私の中には厳然としてあるんだ。
自分で自分を抱き締める。何か女々しいようなきがして来ます。
他人に対しては「自分に向き合え」と突き付けていながら、実は自分では逃げていたんだな。この子供の頃の小さな自分を抱き締めて上げられたら、人と何でも話し合える状態になるような気がします。
帰宅したら、ゆっくりと優しく時間を掛けて、子供の頃の自分を労ってあげよう。
これが今感じている私の正直な気持ちです。
「大丈夫、私が付いている。」「君は回復出来るよ!」そこから「始めの一歩」が始まるような気がしています。』
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自分の内側にはまだ幼い子供の自分が、認めてもらえずに苦しんでいたのですが、その子供に気付いた時に、その子供はすっかり解放されていたのです。帰宅してから声をかける必要はありませんでした。
それほど深く解放された感じがありました。


 そして今回が第3回目の最終回。
最後の最後、今までは父親に対する呼び掛けに、「親父」という言葉を使っていて、「おとうさん」という言葉を使っていなかったことに気付いたんです。やはり何か女々しい気がして使えなかったんですね。
アズワンから帰って治療室で静かに瞑想をしながら、最後の最後に気付いた「おとうさん」を、父の写真を前に味わっていました。
そしたら今までは冷たい表情に見えた写真の中の父の顔が、「おとうさん」と呼び掛けると優しくなりました。今日のこの日の為に、過去のあのつらい日々があったんだなあと確信しました。
アズワン恐るべし (60代男性 藤田俊紀)


ご飯が美味しい、お酒がOKなど、リラックスした状態を作る全体の雰囲気がありがたい場だったです。
過去の「自分を知るため」「自分を見るため」のセミナーで深めきれてなかったところを一歩深めることができました。(40代男性、R.M.)


カレッジ3回お世話になりました。ありがとうございました。
8期の仲間とスタッフのおかげで、貴重で深い気づきと体験が出来ました。これからの展開が楽しみです。

FacebookかZoomを通して繋がっていけると思うので、今後ともよろしくお願い致します。
この気付きを固定化したいので、セミナーに参加するかも?!しれません。(50代男性、M.W.)


名前は「持続可能な社会づくりカレッジ」ですが、コミュニティを作りたい!!という志の高い人ばかりがいるのではありません。私は仕事もしていない主婦(一応)です。受講する前は、こんな自分が受けてもいいのか?とも思いましたが、ここにはいろんな立場の人がいました。実際にコミュニティ作りをしている人達もすごく心優しい人達で、コミュニティを作っていく上での悩みや葛藤があるんだなぁということ。他の仲間も様々な立場で、日頃抱えていることがあり、状況や立場は違うけど、共通することも多く、自分自身も気付きが沢山ありました。
一人一人の気付きや変わっていく様子を見られて、自分の励みにもなりました。
「身近な人と話し合える自分になるには?」など、身近な題材も扱うので、受けようかなと迷っている人には、お奨めしたいです。
今日集まった仲間とのご縁、スタッフ様、一人一人に感謝します。スタッフの方にはとても親身になって接して下さり、安心できる場を作って下さいました。3回で終わるのは寂しいですが、また、何かでお世話になると思います。ありがとうございました。(40代女性)
 

 

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