第3期1回目の感想(2015/5/29-31,6/5-7)
●印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中で起きた変化など
言葉には言い表せませんが、対話中の空気感がこれまで感じたことのない、心地良さを感じました。(特に後半)誰からも否定されないという安心感で、ハートがオープンになっていくのを感じました。
参加にあたって抱いていた、「自分の話を積極的に発言しないといけない」、という観念が後半には、別に話さんでも、話したくなったときに話そう、という感じに変化していったのを感じました。
(Y.W 30代男性)
途中まで何とかがんばっていたのに、最後の感想の時は、この3日間のことだけじゃなくて、何年もの間隠してきたこと、自分の欠点を知られまいとがんばろうとしていた自分を見ていた気がする。「みんなの前で気持ちを言おうとするとこうなってしまうから、やっぱり来なければよかった。やっぱり自分はダメなんだな」と、その後は思っていた。
最後の夜に、スタッフのHさんKさんと夫と一緒に話をしていたら、「やっぱりここの部分を話して知ってもらわない限り、本当の自分じゃないなあ」と思えて、3人にならと思って話せた。3人ともすごくやさしく受け止めてくれて、「辛かったね-」って言ってくれた時に、すごくあたたかく包まれている気持ちになって、こんな場所もあるのかって思った。
同じ参加者のKくんの「こんな自分でーす。今はこんな感じでーす。さぁ、お願いしまーす。」というフレーズが頭から離れなくて、「そんなので、まあいいのかー」って、ゆるくなって思える自分もいる。この発言はかなり大きい出会いで、勇気がもらえた。Yさんの「この人はこんな風に思っているんだね。そっかーって思う。」っていうのも印象的だった。この2人の言葉のように、自分自身を受け止めたり解放したりできると楽になるなあって思う。
人の言葉に左右されるのは、それに自分が勝手に意味づけをしているだけであって、そんなことが原因でポジテイブになったり、ネガテイブになったりして、なんか疲れちゃうなあと思った。ただ、いまそんな自分の状態だというだけであって「終了ー」っていうことだけなのに。もっと楽に生きたいと思う。
そんなヒントが今回あって、すごくいい出会いで、ありがとうと言いたいです。
(N.W 30代女性)
J子さんやN子さんが「自分の思っていることを話せない。」と言ったことで少し驚きました。2人とも社交的な印象を自分は持っていたけど、実際はそうではないということか?
最後の話し合いでN子さんが「私は自分を変えようとがんばっている」と言ってくれた。その時ぼくは、ぼく自身、今はがんばっていないなあと思った。たまに人が恐くなることはあるけど、それをどうにかしようと、がんばってはいない。何か努力をしているかと問われれば何もしていない。ただ毎週末アズワンに来て、しゃべったり、しゃべらなかったりしているだけだ。もし努力をするとしたら、自分でなく、周りの人だと思えるぐらい、自分を委ねているという感じか。
そういう自分の状態になるまでに自分が感じた心の変化、プロセスなどを今度丁寧に掘り下げ、汲み取っていき、文章なり、言葉なりで彼女らにそれを伝え
られたら、そのことが少しでも彼女らの悩みを解決する手助けになれたら、これほどの喜びはない。彼女達だけでなく、同じ悩みを抱えている人は世界中にどれほどいることか。
数か月前はぼくも同じ様な悩みを抱えていた。これからは自分は大丈夫という保障はない。人が、不安から安心へ変わるプロセス、仕組みなど、こうすれば必ずというものはないにせよ、ある程度の法則性、性質などを一つずつ観察、検討していくのはおもしろそうだ。
人が変わる場面に触れることができるのは、ドラマや映画以上の生の感覚が得られる感動がある。だから、サイエンズスクールや今回のカレッジに出たいと思うのかなあ。
(K.T 20代男性)
参加者が気持ちや考えをまとめてシェアする時間がたっぷりありとても満足です。自分では、ずっと持ち続けていることがしんどく、できるだけ早く手放してしまいたい感情があったので、そのことを話す時間をもらえたこと、参加者とスタッフから多くのツッコミを頂けたことを感謝します。
他の人の話を聞きながら、「そういえば・・・」と自分が抱えている問題について、気付いたり思い出したことが多くあり、普段の暮らしで一人では「面倒くさい」と思ってしっかり向き合ってきませんでしたが、なぜそのことが問題だと思うようになったのか、そう思ったキッカケを思い出すことができてとてもスッキリしました。
(ばり 40代女性)
コミュニティ運営に関しては、なんとなく頭では理解できたような気がしている。全体的に話合いの時は眠くなってきた。自分は感情を抑えながら、少しでも自分が前に行こう前に行こう、早く答えを得ようとしてきたけれど、内面を見るということが鍵なのかなと感じ始めている。「親しくなる」ということが、こんな感じなのかな?というのがなんとなく分かった?ような気がしているけど、勘違いかも。
(K.I 40代男性)
自分の内面のことは自分だけではぐるぐると堂々巡りで、どうにもならないんだな、と思った。
表面的な事ではなくてその人の中心にあるもの、心、そういうものでつながりたいなあと思った。
スタッフのOさん、参加者のKくんやWさんに話を聴いてもらって、すごく楽になった。自分のクリアな部分も見えてきた気がする。「汚いものを見ないようにすると、きれいなものも見えない」と思った。
親しさが、参加者の人同士で増していったらいいなと思った。
(J.I 30代女性)
自分はとらわれていない方だと思ってきたが、参加してみて、とらわれていたことが多かったことに気付いた。
今まではイヤなことがあったら、相手のせいにしていたが、相手をイヤと思う自分の心に意識が向きました。
(無記名)
今まで、身近な家族のところでは、親しく過ごせていたと思っていたが、2日目の夜に、私の大人げない態度で、相手を傷つけてしまった。今まで、何か起こった時、自分の中で解決してきたが、相手の事は考えていなかったと反省している。二人の時間をたくさんつくって、まず家族の中で、遠慮なく気兼ねなく話し合っていきたいなぁー
頭の中は、ごちゃごちゃになっているけど、心の中は、何か起こりそうな予感が。いい意味で・・・・
今まで、これだけの時間を費やして自分を見つめた事がなかったので、いい経験だったと思う。
(F.K 40代男性)
アズワンに関わる方皆さんが、すごく優しい。優しさがあふれていると感じました。
人との接し方、物の考え方など、何故そうできるのか・・「人を聴く」ということが少しだけわかった気がしますが、日々の暮らしの中で、すぐそれを真似て実践できる自信はありません。今までの自分のクセも出るだろうし・・・。
自分の中で、グルグルと何かが起こってると感じていますが、それが何か、今は説明がつかない感じです。
(無記名)
言葉として出てきたものと、実際に考えていることや想いには差があったり、印象が違っているということ。またその差や違いから相手と行き違いや誤解がうまれ、コミュニケーションがうまくとれなくなっているんだなぁ・・・と感じました。
今までは、うまくコミュニケーションがとれなかった時に、相手を責めたり、自分の心を閉ざしていたが、“どうしてこの人はこんな事を言ったのだろう・・・”とか、“どうして私はこんなに傷付いてしまったのだろう”などと、相手や自分の心を見つめるということはしたことがなかった(そもそも、そんな考えがあるなどと思いもしなかった)ので、とても新鮮で、そんなふうに見つめてみると、もっと人と親しくなれるのかもしれないなと感じました。
(けいこ 30代女性)
●疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいことなど
話し合い、ミーテイングをする度に仲が悪くなる、上手くいかなくなる、というのはどういうことだろう、知っていきたい。
(N.W 30代女性)
参加者のみなさんの経験や、気付きや、気持ちのシェアが興味深く、自己と向き合う姿に感動しました。
内面をしっかり見ていこうとすればするほど、個性が際立つのか、それとも実はみんなとても似ているのか-----?
これからどんな風になっていくのかとても楽しみ。同じ場に居合わせたみなさんのことをもっと知りたいです。
(ばり 40代女性)
内観やサイエンズスクールの内容、サイエンズ研究所のことをもっと知りたい。
(K.I 40代男性)
「やらなきゃいけない、こうしないといけない」という自分の思い込みを外していきたい。
自分1人だと、思い込みだということにすら気付かないから、色々な人と話してみたいなあと思いました。
(J.I 30代女性)
親しさについての話し合いをやってみて、その人とまず自分が親しくなりたいのかを考えたいと思った。親しくなりたくない人と親しくする必要はあるのか?それとも、人はどんな人とでも親しくなりたいと思うものなんでしょうか?
(無記名)
おふくろさん弁当の経営をしている社長係に、「何を一番に考えているか?」を聴いてみたい。スタッフ?お客様?利益?
まだ沢山あるのですが、いま言葉にできずすみません。
(F.K 40代男性)
おふくろさん弁当の会社のしくみなどをもっと知りたい。
自分の心の中のことや、相手の心の中を理解できるようになりたい。
事柄を考えるのではなく、心でどんな感情がわいているかを考える。
ほんとうは 何を言いたいのか?
何を伝えたいのか?
何を思っているのか?
何が知りたいのか?
どうしたいのか?
どう感じているのか
どんな感情がわいているのか・・・
etc・・・
(相手や自分が)
(無記名)
どうして人に対して遠慮や気兼ねをしてしまうのだろう。そんなことをせずに生きたらもっと楽で親しくなれそうなのに。
言いたい事があるのに何が怖くて言えないのだろう?
言いたい事を言えるようになったとして、すべて自分の言いたい事を言ったら、果たして人とうまく関係を築いていけるのだろうか?
(けいこ 30代女性)
●その他なんでも
子どものことで色々と配慮してもらって、本当にありがとうございました。今回、考えさせられたことがたくさんあったと思う。責任の所在をどこかに持っていこうという自分の心理が働いて、自分を責めたり、相手の対応を批判的に見る自分がいた。
食事をベジ仕様とか分けて用意して頂いて、ありがとうございました。「もらい風呂」の仕組みはとても良かったです。
もらい風呂をさせてもらった方々と話をもっとしたかったです。
(N.W 30代女性)
アズワンは今お弁当やファームなどの事業をしているが、本来は精神的に病んでいるとか、引きこもりの支援とか、モノではなく、人に関する事業をやったらいいのではないか、と思ってしまう。
ぼくは人に対する恐怖を治したいという思いがある一方、持続可能な社会を、という思いがあって、たまたまアズワンを知ることができ、対人恐怖が癒されつつある。精神的な問題がある人が、それを解決しようとして、アズワンやサイエンズに行き着けるような仕組みができたら良いなあと思う。それを自分ややろうというのはちょっとあるけど、もし誰かがやるならそれに乗っかるのが楽だなあと思う。誰かアドバイス、相談、実際にやるっている人がいたら教えて下さい。
(K.T 20代男性)
スタディツアーで現場をひとつひとつ廻る度に、輪になって振り返り、型にはまったやり方ではなく、ただ思ったこと、感じたことを話すだけの雰囲気が、とても心地よかったです。
食事も手作りで、暖かい気持ちになり、とてもおいしく頂きました。
(F.K 40代男性)
わたしの中から、何が出てくるのか、楽しみに参加しました。
“「人をつくる」事件”がカレッジ2日目の夜に起きたことで、主人に対してのたまってた感情が出て、びっくりしました。
あまり意識してなかったけど、わたしがガマンしてたんだなぁ、不安だったんだなぁ、さみしかったんだなぁ・・・と気付きました。
解決するとこまで進めなかったので、少し不安は残りますが・・・
また報告しまーす。
(無記名)