第4期1回目の感想(2015/9/25-27)
1. 印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中で起きた変化など
(無記名、20代男性)
アズワンコミュニティで生活する人たちの人柄に触れて、負担、責任、迷惑という概念そのものが程遠い存在で、常に自然体でいられる、そんな印象を受けました。
(Imarin, 30代女性)
上下関係もなく、ルール・義務も責任もなく、どこまでも自分主体でいられる環境にいると、人間はどうなっていくのだろうという実験?をしているというような話が印象に残っています。そしてそれに対してすごくワクワクして希望がわきました。
何かルールを作らなければ、集団行動は成り立たないと思い込んでいる自分がいたことと、まったくそんなもののない中でいるときの人の可能性、広がり、満足感、ワクワク感を想像できたことが、自分の中で何かの変化を起こしたと思います。
人への愛しさがわいてきて、思いやりで動きあう人間関係が少し想像できました。
(無記名、50代女性)
持続可能な人間関係とは、作るものではなく、まず自分自身の心身をいやし、そぎ落とすことだと思い至ったこと。
やっぱりできれば、話し合いの場は和やかな方が落ち着いてリラックスして自分を調べられるなぁと思った。
(無記名、30代女性)
まだ深まったわけではないけれど、自分の中に、人に迷惑をかける、負担をかける、という気持ちが存在することに気付きました。そういえば、自分は邪魔で迷惑な存在のような気が、子供のころしてて、それで居場所に困っていたのかな。
なによりも印象に残ったのは、アズワンで会う方一人一人の、何とも言えない可愛らしさというか、魅力的なことです。同時にとても楽しそうに見えて、笑いも絶えなくて素敵でした。
コミュニティのありようなどに関しては、来るまでほとんどわかってなかったし、カレッジ一日目に建物の中で説明を聞いても、つい今までの自分の生活や感覚の中から湧いてくる質問でいっぱいになってしまっていました。でも、二日目にいろいろ見せて回っていただき、そこここで、それぞれの方のお話を聞くなかで、自分なりに腑に落ちたように思います。
変化はこれから日常に戻って暮らす中で感じていける、実感していけるものがあるのか、楽しみにしているところです。
(K.O、60代女性)
・繰り返し繰り返し、テーマについての問いが続く中で、自分の中の答えは判ったつもりでいたのに、じっくり時間をかけて繰り返し自分の思いを聞くたびに、新たな自分の思いに気づいたり、出来事を思い出したりする相互作用が面白い。
・お金を持たない暮らしに驚きは隠せません。それが成り立つオフィスの存在は揺るがない信頼関係の下、見せかけや薄っぺらい信頼では存続しないことでしょう。全てを委ねる関係は、自分自身が人のことを、自分のことのように大切にできることでしょうが、本質的な問いを自分に向けています。
・おふくろさん弁当の中での、責めない、自分で決めるという環境が生まれるのは、やはりお金に縛られないシステムがあるからだと思いました。利害や損得がない中では、人はあんなに穏やかで優しくなれるのだと実感する。
ただすべて深い信頼関係をベースに成り立っており、その前提としての「信頼される自分」になるとは、と自問自答です。
(米田量、40代男性)
参加者のそれぞれの居方、スタディツアーで「おふくろさん弁当」でのお話や里山でのお話、ほかの参加者の発言やあり方を受けて、別の参加者がどういう影響を受けたか、そのシェアが興味深かったです。
自己不信について親しさとのかかわりから明らかになりました。
自分の中に起きた変化は、参加者に対して最初と最後で大分イメージが変わったりしました。
(無記名、50代女性)
・初日に集まった時とは別人のように、皆が愛おしくみえてきた。それは何を知ったからなのかな?共有したからなのかな?と思っている。
・事象ややっていること以上に、なぜそれをしているかなど、心にフォーカスし、それを話し合うこと。
考えてみれば、そればかりしていた。
くよくよ反省するのではなく内面をみるということ。全員で、四六時中やっていたから、自分も皆も視点が自分の内面に向かってきたのかな、と思った。
・いつもやさしい人たちに囲まれて生きていることを、あらためて思いました
(無記名)
鈴鹿ファーム 中井さんの話、マリーゴールド
おふくろさん弁当 岸波社長の話、 深田さんの時給の話
里山 高崎さんの話、里山があまりに人の手が入りすぎた、人と自然との距離の話
以上、普段あまりそれぞれの人のことを知らなかったなあと思う。
ファーム、弁当屋、里山の話でなく、それぞれの人たちの内面の一部を聞けた。
サイエンズスクールの、“人を知り、人間らしく生きる”が、職場とつながっていることに気づいた。
2. 疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいことなど
(無記名、50代女性)
アズワンコミュニティはどこへ行く!?、と思いました。
ひょっこりひょうたん島みたいでなんだかおもしろいです。やさしさの冒険者たちだなと、アズワンのみなさまのお話を聞いていて思いました。
なんかそれ、いいですよね、弱さを見つめたらやさしさが出てきて、やさしさを表したらホカホカになって、それを、みんなでいつまでも続けたらどうなるか、みたいな。
安心や親しみやのびやかさや、感じられる雰囲気はとても和やかだけど、すごいチャレンジャーな方達だなぁと思いました。
(Imarin, 30代女性)
持続可能な人間関係を考えていく中で、自分の内面をどう見つめていくかということが、今いちはっきりしていなかったように思われるけれど、外に対して向けている思いは、結局は自分にも向けている思いなのではと思いました。
今から自分に本当の意味で興味を持って、よく見て、理解しようとしたり、寄り添ったり、許したり、そういったことをしていこうと思います。それができてくるのと同時に、周りに対しての自分の思いの変化があるのなら、それも見つめてみたい!!と思いました。なるべく自然体で、いつもリラックスした状態でいられるようになりたいな~と思うことを、まず自分が自分にしてあげる練習をしてみたいです。
(無記名、30代女性)
理解していきたいこと
自分の中にある気持ち、「責める」「怒り」「しなきゃいけない」「こうあらなきゃ」について。
あと、自分で自分を縛ってしまっているような気がすることについて
(無記名、60代男性)
・仕事と金の関係
・金が介在することにより見えなくなっていること
(無記名、20代男性)
コミュニティが直面した課題とスタッフの意欲