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第5期1回目の感想(2016/1/22-24)

1. 印象に残ったこと、理解が深まったこと、自分の中で起きた変化など

 

・ナビゲーターの「怒りはない」という発言。怒りのメカニズムを調べて行くことがそういう状態につながるのか、と驚きました。

・自分の内側に答えがある、ということを思ったこと。

・「どういう風に会話したらいいか?」や「どういう場があればよいか」ということに意識が行っていたが、自分を観察して自分を知ることが、持続可能な人間関係への第一歩という、意識の変化があった。

・「親しい関係」「持続可能な人間関係」を築くのに、自分の中の「~はこうだ」という決めつけ、観念が邪魔をしている一つ、という気付きがあった。

(SY, 20代男性)

 

・街の人たちが各々の活動のプロセスを楽しみ、社会をつくっていること。

・自分の中では、まだ変化は起きていない。楽しみでもあり、不安でもあるという、自分の存在を感じる。

(NN, 50代女性)

 

・全ての始まりは、「持続可能な人間関係から」

・お弁当をつくる人[働く人]も食べる人も、両方大事。

・安心していると、人の意見を聞けたり、人の気持ちを一緒に考えられるようになる。

・間柄の進化で、自然と必要なものが手に入ったり、活動が展開していった。

・話し合う機会や場づくりが本質的に重要なことではなく、「一人一人が話し合える人になっていくこと」が大事。そのための方法として、相手を肯定的にとらえて行くように自分の意識を変えるのではなく、あくまでも自分の内面にわきあがっている心の状態に着目し、そこを掘り下げていくアプローチを他者と一緒に採用している。

・何を実施するのか、という事柄が普通は第一番目にあって、その事柄をいかに実現させるかを最優先に考えるが、このコミュニティでは、「誰もがなんでも話し合える自由な親しい関係性」を構築したうえで、純粋に「やってみたい、面白そう」という人の気持ちを起点に、関心を持っている仲間で事柄の意味や条件を対等に話し合い、自然なかたちで結果的に様々な活動や事業が生み出されているという一連のプロセスがあることを再認識することができた。

(無記名, 40代男性)

 

・「話し合える場」をつくるのではなく、自らが「話し合える人」になることが大切だと思いました。親しさについて探求してきましたが、親しみを邪魔するものとして今思うのは、自分の、「その人」に対する思い込みやきめつけ、固定概念の持続があるように思っていましたが、さらに「自分」についても、「見方」をふくめて思い込みやきめつけ、固定概念を持っている気付きがありました。

・自分の反応について、自分に何があるのかについて関心を持てば、その反応を客観視できるし、さらに他人の反応に大きく動じることもなく、他者の心に何があるのかを観察でき、それが人間関係に反映できると思いました。

(SK, 40代男性)

 

・「親しさ」とは何だろう、とひとつのテーマについて参加者全員で思うことを述べあい、探求したことは新鮮な体験でした。まだやるのーー、というくらい長時間やっていた。普段の生活の中で、このように頭を使うことは、あまりないなあと気がついた。普段は日々の仕事をこなすための段取りなどで頭がいっぱいで、ひとつのことを深く掘り下げて考えることをあまりしていなかったことに気がついた。考えていても自分の考え方のパターンがあって、その中で堂々巡りをしていたようにも感じた。

・「責任」って何? 「親しさ」って何? と改めて問いかけられると、一瞬、頭が真っ白に。そんなこと改めて考えたことなかったよな。今まであまり使うことのなかった、脳や感性を使う体験をさせられました。

・近代人、現代人は、物質的なこと、経済的なことを、早くたくさん処理して、形にして、成果を出していくように教育され、訓練されてきているように思う。このような頭と身体の使い方では、人と人の関係は分断されて行くように感じた。

・速度を落として、ゆっくりと自分の内面に起こっていることを見つめてみたいという気持ちになりました。固くなっていた頭と心がかなりほぐれました。さらにほぐして探求していきたいと思います。

(無記名, 50代女性)

 

・テーマを決める、まっている、→ 2~3分、5~6分自分を見る → 言いたい人から言うという、カレッジの進め方によって、参加者全員の考えを聞くことができた。 → 自分の観点が増えた。

・その人それぞれの世界があるということ、人の理解が深まった。

・一人ひとりの育った環境・背景・経験は異なる + 認識システムはまったく異なるので、「あの人は、~思っているんじゃないか?」「~と思うのではないか」といったネガティブな考えや、「~と思っているかな?」と予想は、やっても意味がないので今後はやらない。もし無意識にやったら、ストップする。

・自分には、「正しい答え」を出そうとする傾向があることに気付いた。

・自分のメカニズムを見るのは、面白いと思った。

(YM,  40代女性)

2. 疑問に思ったこと、質問したいこと、これから理解していきたいことなど

 

どのように観察していくことがポイントか?観察のやり方をこれから理解していってみたいと思いました。またそこから、どのように人との関係や社会と付き合っていくとよいか、その先のことも含めて、今後深く理解していってみたいと思いました。また自分の地域で持続可能な人間関係をベースに作ってきたいと思っているので、どこからどういう風に取り掛かっていけばよいかを併せて考えてみたいです。どのように観察していくことがポイントか?観察のやり方をこれから理解していってみたいと思いました。またそこから、どのように人との関係や社会と付き合っていくとよいか、その先のことも含めて、今後深く理解していってみたいと思いました。また自分の地域で持続可能な人間関係をベースに作ってきたいと思っているので、どこからどういう風に取り掛かっていけばよいかを併せて考えてみたいです。

(SY, 20代男性)

 

このような親しい間柄をどのように自分が暮らしている生活空間、職場環境、活動しているコミュニティに発揮できるようになるのかを、探っていきたい。

(無記名, 40代男性)

 

・自分が他人からの指摘や批判に反応しやすいという癖については、今回の気付きを参考に検討したいと思います。

・他人や周囲、特にカリスマ的な人からの影響を強く受けやすくて、その影響力を、自分の深い思いと勘違いする癖については、今後検討したいと思います。自分への自覚、関心がカギかとは思いますが—

(SK, 40代男性)

 

来る前から感じていた、「超個体」感覚がますます強まりました。一人の人間がどのように他者に影響を及ぼし、全体に波及していくのか知りたい。

(NN, 50代女性)

 

合気道のワークを通じて、「すべて自分」を体験・体感しているが、人生のあらゆる場面においてそのことを実践・体験するに至っていない。カレッジの中や東京に戻ってからの生活で、自分を観察することを通して、「すべて自分」を経験していきたい。

私の「人間」の捉え方と、カレッジやアズワンの「人間」の捉え方の間に、相違を感じるが、それも含めて観ていきたい。

(YM, 40代女性)

●その他なんでも

 

研究所でどうやって研究がなされているか?を知りたいです。(NN, 50代女性)

自分の今後の具体的な方向性も同時に探っていきたい。(YM, 40代女性)

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